月別アーカイブ: 2015年4月

4/26

今年もNFLドラフトの季節がやってきました。私は去年に引き続きクイズに参加しました。「私からのプレゼントだ」というつもりでNFL32球団に提案しておきました。豪勢な商品が当たるそうですので、ぜひみなさんも挑戦してみてください。4/30が本番です。

http://www.nfl.com/draft/2015

直観的な戦略決定を行う脳のメカニズムを解明
―棋士の戦略決定は帯状皮質ネットワークで行われる―

有名な理研の研究だそうです。

戦略決定と個々の手の精査(読み)とは違う部位で行われているみたいなことが書いてあります。応用範囲の広そうな研究です。

実際に将棋を指すときには、そのようなことは意識しませんが、いわゆる脳トレだとか、食習慣だとかを通じて何らかの影響を与えることはできるでしょう。

「アマ高段者は攻めバイアスを持つ」そうです。攻めの能力がまず向上し、さらに強くなると守りや受けの感覚も兼ね備えた強さを持つことになるのでしょうか。気質というよりは攻めと守りの難易度、そして相手の攻め/受けの強さから来るように思います。攻めだけが強い相手に対しては、やはりこちらが先に攻める展開が有効であると考えられます。勢い、試合は攻め合いとなる。

守りの手を指すには手を広くたくさん読まなければならないですから、大山十五世名人のように直観的に受けの好手を出せるまでには、地力もさることながら、相当そのような展開を経験していないとならないと思います。

これが別のゲームで守る方が簡単だとしたら、最上位の一つ下くらいの階層のゲーマーは、守りバイアスを持っているかもしれません。

ともあれ、戦略的判断においては、状況の個々の分析を積み上げただけのものではないようだということが伺えます。直観的にいえば、後者のようなやり方で戦略を立てるというのは、ちょっと不足を感じさせますし非効率な印象も受けます。この場合は攻めと守りに大まかに分けていますが、2つなら2つの戦略パターンを個々の状況分析に照らして評価する必要があるように思います。個々の分析が必要な局面であれば、その時点で手持ちの戦略類型を適用せざるを得ず、新たな戦略構想は、個々の状況分析とは違う課題として立案するべきなのかもしれません。

 

4/12

将棋電王戦。人間が3勝2敗で勝ち越して終わりました。

21手で開発者が投了したそうです。後手COMが28角と打ったもののその角が捕獲される展開。
28角みたいな手を今のソフトも打つんだなというのが感想でしょうかね。こういう手を打ってしまうのをプログラムで防ぐことができないなら、電王戦の条件で戦うとソフトは負けるということになります。負けた手や悪くなった手を2回指さない工夫ができれば、ハメ手順は利かないことになりますが、当日対局用のソフトに学習結果が蓄積されるのでないとそれも効果を発揮しません。R3000を超えてくるような強さを持っているのに、こういう隙があるのは少々驚きでした。R3000はおろかR1600もあれば人間はそういう筋にはいかないと思います。人とコンピュータの違いが現れていて面白かったです。開発した人は無念かもしれませんが、必要は発明の母。またすごいソフトに生まれ変わってくると思います。

ただ投了局面は、角損か、角桂、角銀交換になりそうではありますが、先手が勝ちきるのも大変そうです。駒割だけが大優勢というのは、案外指しにくく、受け身になってしまうことがあります。投了せずに指し続けても面白かったと思います。

それはそうと、この種の手が飛び出す超急戦は考えていて楽しいです。序盤から飛車と角を交換して敵陣にいきなり打ち込んで、それが成立するのかしないのか。成立すると思って指したのに成立しないと本局のようになります。類型の少ない急戦を指そうと思って研究すると、一番激しい変化を考えることになり、定跡に隠された変化を知ることができます。たいていの場合超急戦の仕掛けはやや無理、成功するとしたら相手は初めから回避してくるのでその形を受けてくれないという結論になります。

藤井システム、横歩取り、相掛かりなどは、超急戦の変化があって、怖いながらも指したい形です。横歩取り45角や角換わり先手棒銀はその中でも実戦例が多く練習に適していると思います。横歩取り23歩のほうは、手が広くて難しい将棋になります。

先日電王戦第3局で現れた横歩取り33桂は、私の考えでは先手有利。後手のCOMはハメられたのかな?くらいの感覚です。あまりに軽い。ただ実際勝ったのは後手ですし、有力なのかもしれません。45歩と位をとったり55歩とする脇流もありますが、先手に裁量を与えすぎるため、後手での研究はしずらい戦型です。有名なのは名人戦の佐藤-谷川の33桂戦法。わずか66手で佐藤さんが33桂を持って勝ちましたが、すごい将棋でした。33桂で指せると考えることが驚き、薄い陣形なのに飛車交換を挑んで陣形をまとめたことが驚き、66手終局で驚きと、驚きの連続でした。

 

4/5

The Time ”Jerk out”です。リミックスですが、原曲の雰囲気は7割がた残っています。

タイムを聞くと、モーリス・デイ→ジャングル・ラブという一本道の連想ゲームが始まってしまいます。小学校、中学校ぐらいのときにみた不思議な光景というのは、意外に周りの人も同じように思っているらしいと知って面白かったです。いつかも触れた「血に飢えた白い砂浜」という映画だったり、北斗の拳で、ピラミッドの頂点を背負って歩いた人だとかは、検索してみると今でも「あれはいったい何だったのだろう?」と思っている人がいるようです。私も思ってます。シューティングの合宿映像なんかもそうですね。オン・デマンドのほうが相応しいタイプのコンテンツが地上波で流れていたということなのかなと、今にして考えます。オン・デマンドに対立する概念は何でしょう? 地上波のコンテンツというのは、ある意味汎用的であることが前提となっています。ユビキタス的? 後者の場合は、視聴者の属性を選ぶようなのはまずいですよね。

ジャングル・ラブ