月別アーカイブ: 2014年5月

5/26

Eurosceptic ‘earthquake’ rocks EU elections

ウクライナで億万長者当選というニュースもありましたが、リンクはユーロ圏のユーロ議会選挙で、ユーロ懐疑派が躍進というニュースです。

高失業率で移民流入を促進するというのが、社会不安を増大させる要因なので、この結果は自然といえば自然な結果です。ユーロ圏の移民政策はすでにエンジニアリングではなく、イデオロギーに引きずられすぎています。自然失業率を大幅に超えている状態で、いたずらに移民を容認すれば、労働市場が逼迫、そして苦しむのはごく普通の市民に他なりません。この場合、市民はつまらぬ文化多様性的なイデオロギーの犠牲になっているのです。馬鹿げたイデオロギーのおかげで、治安の悪化やレイオフの懸念にさらされて生活することになるのです。政党や党派的論者はともかく、シンクタンク等はイデオロギーフリーのエンジニアリングを目指していかなければならないと思います。

仕事を増やして活気のある国にする、だから仕事を求めていろいろな人が集まる。しかし、失業率が高まれば、移民には制限をかける。これは当然のことで、これをするという人間が議員になるべきであり、何か良くわからないイデオロギーの擁護に終始するような人間は、議員になるべきではないと言えます。文化多様性系の論者の体面などは、社会的にはどうだっていいことなのです。

5/12-2

NFLドラフトが終わりました。

評論家によるドラフトの採点。早くもLOSERSも名指しされています。希望に満ちたドラフトが終わったその日から敗残者、戦力分析ができず選手を選ぶことのできない敗残球団として1年を過ごすのですから、運命とは過酷なものです。
Buccaneers, Raiders get high early draft grades

私もNFLCOMのサイトから32球団に提案したのですが、あまり採用されませんでした(私は球団関係者の思考プロセスを予想するのではなく、とってほしい選手を単に書いたので、当たらなくてもしょうがないかもしれません)。しかし、ブラウンズ(マンジール)、ジャガーズ(ボートルズ)はそれぞれ今年有望とされるQBを指名。これは私の希望と一致しました。私はジャガーズが今年もっとも話題のQBマンジールを指名するといいなと思っていました。というのもこのジャガーズというのはあまりにも華がなく、実力重視の堅実な指名を続け、勝てばいいですがチームは低迷するという、楽しみのないシーズンを繰り返しているからです。ドラフトの方針が”mediocre become less mediocre”と受け取られては、ファンにとって楽しみがありません。しかし、ジャガーズが指名したボートルズもQBでは今年1,2を争う存在で大いに楽しみです。ブラウンズが、その学生フットボールのスターQBマンジールを指名。ブラウンズもまた、特徴に乏しいチームでしたが、これでイメージが変わるのではないでしょうか。1巡指名QBの育成に失敗し続けるという新人にとっては縁起の悪いチームでもあり、その意味ではジャガーズとは対照的です(※調べたらジャガーズも同じようなものでした。印象度の違いでしょうかね。)。スター候補を指名するがうまくいかないブラウンズ、それを見て”何か”を学んでいるのか、初めからスター候補を指名せず、堅実に下位に低迷するジャガーズ。要するにどちらも典型的な下位チームということなのでしょうが、今年トップのQBを得たのですから、きっと今年か来年にはやってくれるはずです。流れを変えたいという意気込みを球団から感じると、ファンとしても楽しみが出てきて応援したくなります。

 

 

5/1

Ukraine Says That Militants Won the East

ウクライナ危機において不可解なのは、昨年後半に起きた親・西欧の反政府運動のことです。EUもアメリカも、その動きを承知しており、後押ししていたはずです。その時に、どのようなシナリオを予見していたのでしょうか。今の結果ではないのは恐らく確かでしょう。このようなシナリオを描いていたのなら、EUやアメリカの人たちは、ウクライナの市民生活を随分軽視していることになります。こんな危険な状況を生み出す利益がなさそうですから、そんなはずはないと考えますが、反政府運動を後押しする以上は、その後のことをもう少し考えてあげられなかったのかと疑問を抱かざるを得ません。

市民の反政府運動ができるのは、おそらくは時の問題ある指導者の地位を奪うところまでで、そこから先のことは国際社会が支援するべきではないかと思います。ウクライナ軍や警察にどうやらロシアに直面する力がないということは、ずっと以前からニュースメディアに載っていることです。ウクライナ軍に治安を委ねたら、彼らはロシア軍には直面できないのだから、撤退するしかありません。

上の記事のコメントを読むと、軍事的支援に反対する人たちは、軍事的支援と戦闘行為を同じものだと思っている傾向があります。もちろん両者は違うものです。クリミアにも東ウクライナにも武器を持った覆面の人たちがいて、一般市民にその中で生活させておいて、「ロシアは失敗した」「ロシアはその報いを受けるだろう」と強がるのには、どうしても承服できないものがあります。

一連の流れが指し示すのは、西側への取り込みの手段として、反政府運動が本当に有効な手段なのかどうかです。選挙で勝てるように応援し、問題ある指導者にありがちな選挙不正については、もしあれば、EUやアメリカの情報部が内偵して証拠をつかむなどしておけばよかったのではないかと思います(重大な不正がないのなら普通に選挙戦を戦うしかありません)。反政府運動は、歴然たる力の行使ですから、戦闘行為に十分匹敵するような乱暴な手段であって、当然その反動も大きいものです。力で排除した相手からの反撃を、力で防ぐ準備がないのなら、最初から反政府運動には頼らないほうがよいことになります。

そうはいっても、現実にウクライナでは、反政府運動で指導者は追い出され、追い出された側のパトロンは反撃に出てきた様子です。私は力で防ぐことを推奨したいです。事の始まりから、力の行使があったからです。経済制裁も力の行使には違いないですが、イランにもそれほど効果がなかった手段ですし、長期化すれば世界中の人が何かしら我慢を強いられることになります。そしてその間、マシンガンを持った覆面の人たちと生活する人たちは、どんな気持ちになるのでしょうか。

ウクライナ・西側諸国が自ら仕掛けた反政府運動にしては、自分たちだけでなく周囲も負の影響を被っているようで、心配になります。ウクライナが今掌握している地域だけでも、日常生活を取り戻してくれたらと思います。それには治安維持が必要であり、ロシアの圧迫がある間はウクライナだけでは不可能というなら、西側諸国がそれを一部担うか、支援するかする必要が出てくると思います。