月別アーカイブ: 2013年12月

12/28

かっこよかったです。眺めていると楽しい。サビからがすごくいい感じ。(14.05.12)前の動画が著作権の問題で見れないようなので、新しく追加しました。


ところで、この素晴らしい動画の最後のほう、きゃりーが光線銃みたいなもので照らしています。

FUNKファンなら何かを思い出すはずです。あの”Bop Gun”(パーラメント)の名場面をほうふつとさせます。もっとも本家のほうは、Garry  Shider(故人) が、世界を救うファンク戦士として誕生したStarchildというキャラクターを演じているため、赤ん坊の恰好で宙づりになって、人々をファンキーにする光線銃を放っています。歌もギターもうまく、作曲もできる人なんですが、奇妙なパフォーマンスにも挑む働き者です。

この種のライブは、意外にもクールさが重要らしく、奇抜な仕掛けを見ても「釣られず、突っ込まず、拾わず」で、みんな平然と演奏を続けます。動画は以下です。光線を打つ場面は、開始1分ぐらいから始まります。誰も拾うことなく着地、本人も何事もなかったかのように熱唱を続けます。音はとてもよいので、見苦しいと思ったら目を逸らしても楽しめると思います。まずいと思ったら、上の動画を見直すとよいと思います。

12/27

「田中投手のMLB移籍」

中期的な視点で振り返ってみると、初期に成功したお二人は、

野茂さん:(リーグ内のポジション:1流の中でもさらにすごいと思われている、大衆性:人気はあったが実力ほどではない、所属チーム:さして人気なし)

イチローさん:(リーグ内のポジション:1流の中でもさらにすごいと思われている、大衆性:人気はあった、所属チーム:さして人気なし)

この2人はリーグで相手がいないくらいの実力者でしたが、NPB自体の柱というほどではなかったように思います。なぜなら、不人気チームにいたこと、そしてその当時はMLB流出選手が少なく、影響が軽微だったからと思われます。

松井さんのときに構図が変化したと私は考えます。

松井さん:(リーグ内のポジション:1流の中でもさらにすごいと思われている、大衆性:人気は絶大で野茂さんやイチローさんをしのいでいる、所属チーム:老舗の人気球団)

MLBでいえばチッパージョーンズやジーターのような選手が、さしたる代償もなくMLBに移籍したことは大きかったと思います。当時私は引退寸前でもいいから代わりにMLBの大物選手を取ってほしいと思っていました。MLBの選手はたしかに来て、実力もあったのですが、残念なことに知名度がそれほどでもなく、NPBのまさに中心選手が流失した影響が大きくなりました。

これ以降は、選手のMLB指向は、「君がどうしてもNPBに必要なんだ」といった理由では引き止めにくくなりました。松井以上に必要だった選手はいないでしょうからそうなるのです。球界もそれに応じて別の方法を考えているはずです。

そして田中選手は、その流れに位置しています。移籍が決まってよかったと思います。1年余計にいてグッズをいくらか売り上げても、上述の構図にはさしたる影響はないでしょう。MLBへの移籍指向は今後も変わらないものとして、NPBをどうやって盛り上げるかが大きな課題だと思います。四国リーグは、実はすごいことなんじゃないかと私は思っています。ドラフトにかからない人や途中で自由契約になった人が再挑戦でき、NPB志望者を維持し増やせる可能性があります。加えて今は、さいわい周辺国から結構いい選手がやってくるので、MLB以外のプロリーグを振興するために、特定の選手の引き止めでなく、仕組み的なところで頑張って欲しいと思います。

話はそれますが、最近のNPBの好投手は、いとも簡単に防御率1点台をたたき出します。これなどは選手流出の影響を感じずにはいられません。スキルや経験を蓄積した野手が不足しているのではないかと考えられます。相撲と同じで、海外から選手が来るのはいいですが、国内での育成を疎かにすることは絶対にできません。地元のファンというのは、誰でもいいから人が棒振り回してれば喜ぶなんてものじゃないからです。そしてその人たちが離れれば、継続的な興業も難しいのではないでしょうか。「会いに行けるアイドル」じゃないですが、プロスポーツの世界も選手のプロフィールやストーリーがどうでもいいわけではありません。スターに仕立てる工夫も必要かもしれませんが、やはりいい選手がどんどん出てくる環境づくりが必要で、そこからあるいは少子化対策・子育て支援なんて話にもなるかもしれません。野球チームが直接することではないですが、CSRなどでの方針にはそういうところも間接的にかかわってきます。

なので自分に手が届かないといって考えを打ち切るのは、ちょっともったいないと思います。NPBが盛り上がるといいなとなれば、必ずしも野球だけではない少年少女スポーツの支援・応援みたいなところまで話が広がっていく可能性もあり、それなら自分でもとなるかもしれません。

投げやりな姿勢では、何かを最初に目についたものを閉鎖するぐらいのことしかなかなか思いつけません。願望には、考えを持続させる力があります。目につきにくい可能性を見つけるのはやはり願望する力によるところが大きいと思います。

 

12/13

将棋電王戦の記者発表を見ました。有明コロシアムで将棋をやるそうです。格闘技風のPVも今まで見たことがないようなもので面白いし、見た目が地味な将棋でこれだけ盛り上がれるのはたいしたものです。将棋界の真面目さが、演出の得意なネット系の会社とうまくかみあったのかなと考えたりしました。落語も、少し前から新たな成長局面をむかえている感がありますが、それ以前には時代とのずれを感じさせ、模索・試行錯誤・停滞の時期があったように思います。しかし、力のある話し手を育てる・輩出するという強みを失うことがなかったので、ついに時代の波をつかんだんじゃないかと思います。いわゆる「演出論」みたいなものだけで、中身のないものを持ち上げて成功するのは、本当にレアケースだと思うので、事例には挙げたくはありません。それにそういうタイプのものは、消費者側が負担をすることになります。落語は楽しめもすれば、些細なものとはいえ教養にもつながるし、文学・語学的素養を増すような効果も多少はあります。もちろん、聴くほうはそんなことを期待しているのではないですが、しっかりしたものが浸透してくるとその副次的な効果も期待できます。

「今はそんな時代じゃない」「今の子はそんなことしない」というフレーズは、常に流通していますが、決してそんなことはありません。思考にも生産者的な面と、加工・流通業者的側面、小売業者的側面がありますが、そういうフレーズは、出来上がったものを選んで誰か他人に向けて並べるという、小売的側面だけ使っているから出てくるものです。

考えたり、誰か別の人の考えを加工したり調べたり他の分野のものと照らし合わせたりという局面を疎かにすると、雑で投げやりな言葉が飛び交います。またそういうやり方は、自分自身に「つくる楽しみ」をもたらさないので、どうしても他人の反応ありきになってしまい、この言葉は受けるから使う、うけなくなったから使えない、もう時代じゃない、ということになります。

他者を哲学的テーマにするのは結構なことですが、思考するということにおける諸傾向がもたらす違いにも注意しないといけません。1・2・3と兼ね備えた6次産業的な思考であれば、内容があって他人にも聞かれるということなんでしょう。しかし、生産・加工局面を持たない思考においては、問題は他者ではなく、考え方のほうに問題があるのではないかと言えます。

こうして述べてくれば分かりますが、「ある言葉やフレーズ(特に長いこと通用してきた普通に考えてよい習慣や価値観)が時代でなくなる」のは考える側(または論者・話者)の姿勢に問題があることがあります。もちろんいうまでもなく、主張自体に矛盾があるだとか、非合理だとかいうのであれば、それは素材の問題です。

テーマとして他者というのは一定の重要性があると思いますが、意固地になって主体を見ないというのもあまり生産的ではありません。他人の反応ベースの満足だけを問題にする人間の場合のように、やっぱり話者自身に問題があるかもしれないということだってあるわけです。この例において困ったことは、話者自身は「他人から受けない」という形で問題を自身の外側、社会に見ているが、原因は社会自体に内在しているというよりは、どうやら話者自身が生産・加工を怠っていることにもあるのではないか、という点にあります。

このような場合、たとえばいまどきの子はおもちゃなんて喜ばないと、一度拒否されただけで言う人物がいたとして、喜んでいる子どもたちの姿を見せたり、アイディアをふくらませるプロセスを体験してもらい、考える喜びを知ってもらうみたいな対策が取られるのでしょうが、丁寧に対応するならそういうことなんでしょうが、なんとも面倒な話です。

つまらないジョークを拒否られた学者などは、時々切れて、日本社会はユーモアを解さないと宣言しますが、それも上述の例に入ります。お分かりでしょうが、そういう人たちは専門のことについては練り上げた考えをもっていますが、冗談についてはどっかから「仕入れた」ものが多いのです。考えるのが得意な属性の集団と思われていますが、時にはそういうこともあるわけです。

聖書では言葉をパン粉や種になぞらえてますが、こうして書いてきてみると、一見素朴なたとえではありますが、なかなか含蓄があるなと思います。よくこねれば、そしてよい環境に落ちれ(到達すれ)ば、その効果は飛躍的に増していくのです。

12/5

パーラメントをアップしました。それにしても、人にはどのような音楽がはまるのでしょうか。

私のYOUTUBEアカウントは、アメリカのPFUNKファンからのアクセスが一番多くなっています。PFUNKをアップしたときの反応は総じてよかったです。それに対して全然はまらなかったのがGO-GOです。アメリカ全土にファンがいるPFUNKと、ローカルなGOGOの違いが出ているようです。今年はGOGOの切り札ともいえる世界三大バラードを投入しましたし、また何かみつけてはGOGOをアップしたいと思います。好みというのは分からないもんです。

12/2

竜王戦が終了した結果、今年森内名人は、羽生、渡辺両三冠を制しての勝利を果たしたことになりました(両三冠は4人しかいない中学生プロ棋士)。勝ち方にも特徴があり、羽生戦では作戦面で翻弄した感があり、渡辺戦では矢倉一本の力勝負を制した感があります。体調の良さを自ら語られていましたが、そのとおりかもしれません。こういっては何ですが、森内さんは何年前かにも突然怒涛の進撃を開始し、誰も止められない状態になったことがありました。ふだんマイクアピールばかりしている人なら、勝ち始めてやっと言行一致に近づいたなくらいの感想ですが、物静かそうな人が、いきなり進撃開始されると、見ている側も何が起きているのか分かりかねることがあります。好調だということを気づかせないで番勝負に臨むあたり、戦略家ぶりがうかがえます。

それはともかく、森内竜王名人が誕生。また怒涛の進撃が開始されるのでしょうか(相手はたまったものではありませんが)。別の角度からみると現在の将棋界は、羽生、渡辺、森内だけで占められており、3強を誰が崩すかという点にも興味を引かれます。