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ロシア軍がシリアで行動していることについて。
Russian airstrikes in Syria: Pentagon says strategy ‘doomed to failure’ – as it happened

西欧諸国は、ロシアに「お前たちのやり方では失敗するだろう」といっているようです。そうかもしれません。ロシア軍事行動の成否は、もちろん私には良くわかりません。

本題に入りますと、西欧諸国の対ロシア経済制裁には、あまりいい感触がなかったのですが、ともかく数年前からロシアに対して経済制裁をしている。そのことと、ロシア軍の行動は生産的ではない、成果を生まないだろうというつぶやきとは、整合していないように見えます。経済制裁は断交を覚悟で行うもので、これをすると、交渉は以前のような調子では進みません。「お前は出入禁止」「お前とは取引はしない」「お前には融資はしない」とか宣言した当の相手に、「おい、何をしているんだ、それではお前の経営はうまくいかないだろう」と電話をかけても、それは相手は聞かないでしょう。仮に直接面と向かって言ったわけではなくても、親切のつもりなのか悪口のつもりなのか、あるいは国内向けのメッセージなのか、どういう意味の発言なのか、訳が分からないというのが本音のはずです。そして発言の意味は分からくても、その内容を真剣に聞きはしないでしょう。聞く必要を感じられないはずですから。

聞かせるという意味では、NATOの展開のほうが、経済制裁よりは柔軟性・伸縮性があって、交渉の材料にしやすいと思います。展開地域の過小程度は、世界経済に悪影響を及ぼさないですから。なので、これからということでいえばロシアへの経済制裁は、何かきっかけをみつけて解除してしまい、NATO軍がどこに駐留するみたいなことを活かして懸案事項を話し合うほうがよいだろうと考えます。EUやアメリカにとってはどうか分からないですが、ロシアは日本にしてみれば大国ですし、世界的にも重要な存在だと思います。

キューバ、北朝鮮には経済制裁は一定の効果があるでしょうし、日本は日本で断交を覚悟して北朝鮮への経済制裁を行っているので、有効なケースがあることは確かですが、イランぐらい大きな国が相手だと、できれば経済制裁に訴えることなく話を進められないかと思います。ロシアはさらに大きな国ですから、どうして経済制裁に踏み切ったのかな?と時々不思議に思います。こういうことに背後にどのような戦略が秘められているのかは分かりませんが、ハリウッド映画を見る限りアメリカ特殊部隊は最強ですし、その最強部隊が属するNATO軍も敵なしです。その存在だけで、紛争を外交的解決に導く力があるのです。ロシアに経済制裁をかけるのは、彼らとの最終戦争を覚悟したあとでもよいのではないかと私は思います。

 

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