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17手目36歩将棋竜王戦の本戦トーナメント

齋藤対千田戦です。若手強豪同士の戦い。対戦成績は齋藤6段の4勝0敗。戦型は角換わり腰掛銀。

序盤。先手に分が悪い形。たぶん早繰り銀にすると勝率が悪いんじゃないかと思います。本局は先手が腰掛銀にしたので、類型の多そうな形になりました。

 

 

37手目45歩45手目は仕掛けの場面。同形の将棋ではよくある仕掛けで、4筋、2筋、1筋、7筋と次々に歩を突き捨てます。本局の注目は9筋の端歩です。通常両者ともついてありますが、本局はついていません。先手が誘導した感のある形なので、先手がどのような工夫を用意しているのか。先手は玉が狭いかわりに、後手からの9筋の攻めの手がかりをつくりません。こういう形を今勝っている若手が指すと、何か面白いことがありそうだと思ってしまいます。

 

 

56手目後手38角56手目38角の前には、61角、94角、同歩、61角という攻防がありました。先手は一手損しています。つまり、55手目61角の局面で、後手は94歩を0手で指していることになります。61角で攻め切れるということか、96歩と突いてないから、後手が94歩と打ってもそれほどプラスではないと見ているのか。73桂を跳ねていると、8筋の継ぎ歩から93桂という手もないので、本局の先手が手損を避けなかったのも分かる気がします。後手の94角は、先手に34角成りとしてみろ、と催促する手でもあったようです。94角と打つときは、半分以上はそちらから考えると思います。

どちらを持っても指したくなる手がありますので、今後も出現するかもしれません。

 

 

 

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