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イスラム国のテロ集団に日本人2人が誘拐される、というニュースが流れていました。

日本が行う中東への民生支援と同額の身代金を要求してきたことで、いろいろなことが明白になったと思います。中東地域の民生支援に回るはずのお金が、イスラム国のテロ活動に充当されるとしたらどうでしょうか? 明白です。

それは、1)今回のお二人については仕方ないとしても、身代金を払うことはテロ活動を助長することになるということ、2)仕事や支援という名目で現地にいく人は、今後は「イスラム国のテロ組織につかまるということは、自分や家族や日本という国だけでなく、まさに支援対象である現地の人々を苦しめることにもなる」ということを自覚しないとならないということ、この2点です。

混乱と困窮の原因となっているイスラム国に支援することは言うまでもなく不必要です。「今回はいくら払う、早く2人を解放しなさい。でないとあなたがたは欧米諸国だけでなく世界中を敵に回しますよ」というような強いスタンスで臨むべきではないでしょうか。説得とか泣き落としみたいなことはおそらくほとんど効果はないでしょう。実際民生支援の妨害は、郵便の妨害、偽札づくりなどよりもさらに、国を問わず避難の対象になるようなことです。イラク・シリア地域は、早く機能する行政組織や警察・軍隊を持たないとならないと思います。

余談ではありますが、イスラム国を見て、この国の一部にあるような「もしも何か危険があったら国民各自が自衛にあたればよい」といった考えがいかに非現実的かつ愚かであるかを知っておいていただきたいものだと思います。かの地ではまさに民間人が正規軍を追い払い、好き勝手に、彼ら流にいえば、侵略者に対して立ち向かっているということでしょう。そして別の、ふつうの民間人は外部に逃げていかざるをえない状況に追い込まれているのです。行政・警察・軍隊などを構築することがいかに大変なことで、それゆえにこれを維持し向上させる努力が常に必要とされているかもまた分かると思います。

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