11/3 電王トーナメント

ソフトウェアが同じPCを使って競う将棋電王トーナメントを観戦しました。

来年3月にプロ棋士と戦うのはponanza,ツツカナ、YSS、やねうら王とあと1つは敗者復活組だそうです。

YSSは昔からあるプログラムで、私もそれが入っているAI将棋を指したことがあったと思います。なつかしいです。ソフトにも個性があり、柿木や金沢将棋は、重厚で堅い手ごたえがありました。柔軟で切れ味を感じさせたのは、東大将棋や激指です。AIもやや堅いほうだったように記憶してます。bonanzaは攻め好きで、仕掛けが早いのですが、指し手自体は堅い感じでした。中の設定は知りませんが、わざと仕掛けさせるような工夫は激指に一番多くあるように思います。それだけその後の力比べに自信があるのか、または市販ソフトですし、将棋をつくっていくような配慮もあるのかも、と想像します。堅いとか柔らかいは、危険許容度に関わるのかもしれません。高ければ柔らかい、低ければ堅い。人間側として面白いのは、危険許容度が高い相手です。勝ちにこだわるなら、たくさん読んで一番評価高い手を選ぶ、それで千日手でも構わないくらいの方針を取るのでしょう。強くて面白い勝ち方をするなら、数手、10数手先の組み立てについて何らかの方針を立てる必要がありそうです。そういう将棋は、観戦者が指し手の文脈をいずれ理解できるので、面白い物語を見るようで楽しいのです。その方針のつくりかたが棋理にかなっていれば、おそらくは最善手を連続させるだけのソフトより強くなるんじゃないかと思います。

ツツカナが普通の居飛車対振り飛車で勝っていましたが、人間的で落ち着いた差し回しをしていました。評価の高い手を選んでいるのでしょうが、それが人間的にも「いい手」に見えます。ponanzaはソフト同士の戦いでも非常に強い勝ち方をしています。プロ棋士にとっても強敵になりそうです。

 

 

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