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相横歩取りがタイトル戦(棋聖戦)で出現しました。http://live.shogi.or.jp/kisei/

aiyokofu19右は、19手目、先手が77桂と跳ねたところ。77銀、77歩も有力で、77銀なら一本道に近い急戦模様となります。77桂はゆっくりした展開になります。

aiyokofu32次の図は32手目後手が82の歩を83に伸ばしたところ。2筋と8筋の歩に注目。交換した歩を27、83と下がった場所に打つことになっています。これがゆったりした展開と呼ばれる所以なのでしょうか。実に難解です。端、角、銀、桂が重要になるようですが、構想力が問われます。

aiyokofu46続いて46手目。後手が22の飛車を24に浮いたところ。こうした手は、相手側にたってみると読みにくい手です。ところで本局、先手の左銀が74に進出しています。基本的な攻め筋ながら、私が知る限り、銀を敵陣まで繰り出したときには反撃がきつく、銀を出さない側が有利になりやすい印象があります。

aiyokofu52次も読みにくい手です。52手目、64の角が55に移動しました。この一手で24の飛車が84の銀を支え、先手の77の地点が破られそうになりました。

aiyokofu64最後も読みにくい手、64手目後手が86桂と打ったところ。遠いところへの桂うちで、緩手に見えそうですが、意外に厳しかったそうです。

ここまでで、46歩がついてあれば、39金などと引いてあれば、49玉が入っていれば、どうだったか。そうすると先手がついた9筋の歩との比較になります。実際には9筋は端攻めを見て大きなところですし、解説を読む限りでは本局も先手ほぼ互角のようでした。17手目に77桂とすると、先手の手得が残っている? そんな気もします。後手は左の桂を使うのに時間がかかる。

後手としては相横歩取りは研究しやすいので有力な戦型です。ただし、19手目で先手に方針を決められるのは、覚悟しなければならないです。後手の主張は歩損を解消しながら角交換の空中戦に持ち込んだこと、先手の主張は手得と若干の陣形的な優位でしょう。通常の横歩取りですと、先手は歩得を主張し、後手は手得を主張します。形は似ていても主張点は全然違うものになります。

 

 

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