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意味と認識~理論の展開空間の構成~相対性理論の観念的理解について他1篇へのリンク

でじたる書房さんに置いてもらいました。「空間の構成(800円)」では、科学理論の観念的理解をテーマにしています。ある理論を理解していると客観的に判定する基準としては、関係する定理、命題、方程式などを正しく記述により再現できるかどうかというものがあります。仮にわかっていなくても、再現できるなら客観的には分かっているということになるわけです。これは妥当な判定法です。

しかしながら、どのように分かっているのか、それを筆記者自ら書いたり述べたりすることにはいかなる妨害も、禁止も存在しません。それを押しとどめることはいかなる地球人にも不可能です。きわめて正当に推測できる事態として、「この人は、たまたまこれらの命題を再現はできていたが理解の仕方を聞いてみると、これから後再現に不正確さが生じるだろうと推測できる」といったものがあります。したがって、客観的判定法だけが理解の基準というのは正しくありません。その方法ではカバーできないエリアがあるからです。理解の主観的申し立てによって、より迅速に理解の程度を測定できるケースがあるからです。行動主義の弱点あるいは、一面性というのはそのあたりに出ています。「おのが理解」の表現を充実させたといって、誰も困ることはないのです。自分の理解の仕方を確かめればよいときに、ご丁寧に同じ等式・不等式を書くのは、あまり洗練された手法とはいえません。

話は例によって逸れましたが、観念的理解とは、知識を有機的に統合する1つの方法です。どうぞお楽しみください。

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